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COVID-19を対象とした臨床試験の実施状況（中間報告）

調査概要

  • 調査名

    『COVID-19を対象とした臨床試験の実施状況』

  • 調査期間

    2021年5月10日(月)～5月14日(金)

  • 調査対象

    臨床試験登録サイト jRCT、JAPIC、UMINで、試験名にて「COVID」「COVID-19」「新型コロナウイルス感染症」「SARS-CoV2」をキーワード検索をした結果、ヒットした211件の臨床研究。

    臨床試験登録サイト 件数
    jRCT 70
    JAPIC 12
    UMIN 129
    合計 211

jRCTに登録されていた臨床研究の種別

jRCTに登録されていた臨床研究70件の詳細は、次の通りであった。

研究の種別
・研究の種別は、全70件のうち介入研究が63件、観察研究が7件でした。介入研究の内訳は、特定臨床研究が24件、企業治験が19件、医師主導治験が14件、非特定臨床研究が3件、観察研究が2件、製造販売後臨床試験が1件。観察研究のうち、非特定臨床研究は2件でした。

介入試験の詳細

試験のPhase
試験のPhase内訳は、Phase Iが7件、Phase I/IIが11件、Phase IIが17件、Phase II/IIIが5件、Phase IIIが16件、Phase IVが2件、不明が5件でした。
試験デザイン
試験デザインの内訳は、非無作為化比較が3件、単一群が12件、無作為化比較が46件、不明が2件でした。非無作為化比較の内訳は、無治療対照が2件、用量比較が1件。単一群は、非対照が9件、ヒストリカルコントロールが3件。無作為化比較は、プラセボ対照が31件、ヒストリカルコントロールが6件、実薬（治療）対照が8件、無治療対照が1件。

医師主導治験、特定臨床試験、非特定臨床試験の実施状況

研究費の内訳（複数選択可）
・研究費の内訳は、選択肢複数選択可で回答。公的資金は26件、自己資金は10件、民間資金は4件でした。・公的資金のうち、日本医療研究開発機構（AMED）は14件、厚生労働科学研究費補助金は11件、その他は1件。
進捗状況
・進捗状況は、募集中が31件、募集終了が7件、研究終了と募集中断がそれぞれ1件、募集前が3件でした。
多施設共同試験の実施状況と施設数
・多施設共同試験の実施状況と施設数の内訳は、実施ありが33件、なしが7件、その他が3件。・実施ありのうち、2～10施設が25件、11～20施設が4件、22施設・37施設・47施設が各1件、施設数不明が1件でした。